日本国内や海外から様々な石種(墓石用・建築用など)の原石を仕入れて常時置き場に保管されており、お客様のニーズに合わせて提供することが出来ます。現在では採掘・収集が出来なくなっている、記念碑などに 使用する貴重な愛媛県の伊予青石も大小さまざまな形の原石を多数在庫しております。
採掘場や港から20ｔトレーラー車等により運ばれてきた最大10ｔまでの原石の積み下ろしを行います。地上に設けられた走行レールが原石を吊り上げ工場内へ搬入します。
写真の様な大きな原石や、形がいびつな自然石などを約20メートルの石材用特殊ワイヤーに人工ダイヤモンドを付着した物を用いて最大10ｔ、高さ2メートルまでの原石を約12時間程かけゆっくりと切断していきます。昔の糸鋸が、石材用に大型化した機械と考えて下さい。
(直径2.5M人工ダイヤモンド付ブレード板) ご注文いただいた製品の石種や大きさに合わせて置き場から搬入した原石の切断に使用します。毎時4~5ｔの井戸水を掛けながら切断していきます。1台で24時間に一般墓石を5組(約8ｔ)の切断が可能です。お墓づくりの最初の工程になります。
(直径50㎝～1.3メートルの人工ダイヤモンド付ブレード板) 大口径で切断したスラブ上の石を各部材(棹石・台石・霊標など)ごとに選択した機械を用いてブロック(六面切削)に切削します。この時点で形状は、ほぼお墓になります。
中口径で六面に切削された各部材をコンピュータ制御により石材の高さを自動で読み取り研磨圧力や研磨回数を管理しながら丸形研磨盤(人工ダイヤモンド・人工砥石付)で、荒番から艶まで9工程を自動(無人)で研磨していきます。自動化により安定した光沢になります。
細かい部材や特殊な形状の石材を自動研磨機と同様に9工程で職人が研磨圧力､水量､研磨回数を長年の経験でひとつひとつを丁寧に磨き上げます｡
全高約８Mで最大830mm、深さ1300mmの穴あけが可能で日本国内には弊社の1台のみ、世界でも数台しか稼働していません。丸柱、モニュメント、庭灯籠等の加工に使用します。ニーズにあわせて、多数のサイズの刃物を在庫しております。
一般的に花立の筒穴あけに使用します。昔の花立は手彫りで穴をくりぬいている為、水の交換や掃除が面倒です。お墓から取り外してこの機会を用いてステンレス製の花筒が入る様に新しく穴あけを行います。最近は稼働率が上がっています。
お客様から頂いた戒名や家紋などの原稿を作成後、誤字等がないか確認して頂き、石材用ゴムシートに自動複写しながらカッティング(切り抜き)を行います。
完成した製品の工場内での最終工程です。カッティングしたゴムシートを墓石に張り付けて熟練の職人が真心を込めて時間をかけて丁寧に彫り上げていきます。彫刻後に各営業が確認を行い、色入れをして施工工程に移ります。
特殊な製品の文字を自動(無人)で彫刻を行います。(一般墓石には使用していません)
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